本記事中のいかなる表記も、過去現在未来に渡って、情報処理安全確保支援士への登録の有無を示すものではなく、同試験への合格を示すものです。
情報処理安全確保支援士試験とは
情報処理安全確保支援士試験(以下「支援士試験」)とは、情報処理の促進に関する法律9条に基づく試験で、支援士試験合格者に対して、国家資格たる「情報処理安全確保支援士」への登録の権利が与えられるものです。
ITSSレベル上、支援士試験はレベル4に該当し、ITSSレベルで言えば、応用情報技術者試験の上位に当たる試験となります。
一部の高専では外部単位として認定されることになっています。(香川高専の6単位、豊田高専の8単位等)
情報セキュリティに関する資格
日本国内の国家資格で、直接的に情報セキュリティに関する資格として存在しているのは、情報セキュリティマネジメント試験、及び、支援士試験の2つであり、前者は会社のIT担当者が、後者はシステムベンダーの人や会社のIT担当者の取りまとめを行う人が取得することを期待されています。
勉強法
使用した本
使用した本は3冊です。
勉強の流れ
受験を通じた気づき
私の受験したR4秋季試験は、午後Ⅱ試験の過去問からの問題流用率が低く驚きました。過去問と類似していたり午後の過去問を解いていればわかる問題が多かったことから88点を取ることが出来ました。
R5秋季試験で廃止されますが、午後Ⅰは時間が不足気味で、少し焦ってしまい、得点も65点とギリギリでした。時間配分への対策をもう少ししっかりして置く必要があると感じました。
午後Ⅱ試験は、ARPポイズニングが出題されました。重点対策の本で解いたことのある問題とものすごく類似していたため、焦ることなく回答でき、ほぼ満点(97点)を取ることができました。
午後Ⅰ・午後Ⅱ共に、セキュアプログラミングの出題が有りませんでした。徐々にセキュアプログラミングの出題が減っている印象です。
受験統計から
R4秋の支援士試験は、高専生全体では、8名の方が支援士試験を受験され、2名の方が合格されています。
静岡県が私で、もう1人が愛知県在住の方なのでおそらく豊田高専の方、おめでとうございます!
静岡県全体だと、生徒・学生の支援士試験合格者は5名で、高専1名、専門学校3名、高校1名の方が合格されています。おめでとうございます。
(専門学校・高校は、学校教育法上、”生徒”と呼ばれるため、「静岡県内の学生で唯一の支援士試験合格者!」を自称しても良いのでは(良くない)と思っていたり。)
(というか、高校生であの試験に受かっちゃうのすごいですね、、、。)
午後の回答・採点結果
別記事で午後の回答と配点予想を掲載しています。
まとめ
情報処理安全確保支援士試験について、合格体験記をまとめてみましたがいかがでしたでしょうか?
無事に、「R4秋の支援士試験、静岡県内の学生で唯一の合格者(定義上)」となることが出来ました。
支援士への登録は、金額も金額なので色々考えつつ、必要であればするくらいの気持ちで行こうかななんて思ってます。
本記事中のいかなる表記も、過去現在未来に渡って、情報処理安全確保支援士の登録への有無を示すものではなく、同試験への合格を示すものです。
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