志願倍率
推薦選抜
推薦 | 志願者数 | 合格者数 | 合格倍率 | (直近5年)志願者数平均 | 直近5年との比較 |
機械 | 25 | 20 | 1.3 | 25.8 | △0.8 |
電気電子 | 24 | 20 | 1.2 | 27.0 | △3.0 |
電子制御 | 50 | 20 | 2.5 | 32.4 | 17.6 |
制御情報 | 57 | 21 | 2.7 | 38.2 | 18.8 |
物質 | 41 | 20 | 2.1 | 34.6 | 6.4 |
全学科計 | 197 | 101 | 2.0 | 158 | 39 |
学力選抜
学力 | 志願者数 | (内推薦不合格者数)(推定) | 合格者数 | 合格倍率 | (直近5年)志願者数平均 | 直近5年との比較 |
機械 | 12 | (5) | 21 | 0.6 | 34.2 | △22.2 |
電気電子 | 19 | (4) | 21 | 0.9 | 26.2 | △7.2 |
電子制御 | 38 | (30) | 21 | 1.8 | 34.4 | 3.6 |
制御情報 | 55 | (36) | 20 | 2.8 | 45.8 | 9.2 |
物質 | 31 | (21) | 21 | 1.5 | 37.0 | △6.0 |
全学科計 | 155 | (96) | 104 | 1.5 | 177.6 | △22.6 |
特記事項
(1)平成31年から実施されている帰国子女学力選抜への志願者数は全て学力選抜に内数となっています。
(2)以下に過去の試験における、選抜方法の変更などを示します。以下に示すことのすべてが志願者数の増減に影響するとは考えにくいものの、一定の影響を及ぼす可能性があるため注意してください。
〇2018年度入試 推薦選抜
集団面接の廃止が行われ、個人面接のみが実施されるようになりました。適性試験の廃止が行われました。これにより、推薦選抜は、面接と所属中学校長から送付される内申と推薦書記載事項のみによる選抜が行われるようになりました。(配点は個人面接45点、内申45点、推薦書10点)
〇2018年度入試 学力選抜
理系科目への傾斜配点が行われるようになりました。内申の取り扱いが変わりました。
これにより、学力試験は各100点満点で採点されたのち、理科・数学のみ1.5倍され、600点満点で採点されるようになりました。内申の取り扱いが変わり、主要5教科が4倍、4教科が3倍の160点満点にされたのちに、学力試験結果に加算されるようになりました。(昨年度以前は5教科が8倍、4教科が6倍の320点満点)
〇2019年度入試 推薦選抜
推薦書による加算の廃止が行われました。これにより、推薦選抜は、面接と内申のみで選抜が行われるようになりました。(配点は個人面接45点、内申45点)
推薦基準の変更が実施されました。所属中学校長が推薦できる基準が以下のように変更されました。
変更前 5教科の内申平均4.4以上(ただし数・理は4以上) 4教科の内申平均3.7以上
変更後 9科目の内申平均が4.0以上(ただし数・理は4以上)
(3)上の表に示された数字は、沼津高専のHP記載の情報に準拠しています。
2016年度入学者選抜実施状況
2017年度入学者選抜実施状況
2018年度入学者選抜実施状況
2019年度入学者選抜実施状況
2020年度入学者選抜実施状況
2021年度入学者選抜実施状況
及びその集計に用いたExcelファイル
(4)学力選抜に記載されている推薦選抜不合格者数は推定値です。実際の値とは異なる場合があります。
入試の推移
推薦選抜と学力選抜を通じて、物質工学科に関してはおおよそ例年通り、機械工学科及び電気電子工学科は例年より志願者数が減少、電子制御工学科と制御情報工学科は例年より志願者が増加したとわかります。
2020年度の「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト」(通称高専ロボコン)で、沼津高専のロボコン部が、アイデア・技術など、総合的に判断して最も優れているとされたチームに贈られる「ロボコン大賞」を受賞した影響があったためか、ロボットに関係することを学ぶ、電子制御工学科の倍率が例年より高くなりました。
また、機械工学科の志願者が20人以下になることは、2018年度の入試の推薦選抜(9人)以来の出来事になります。
惜しくも第一志望の学科には合格できなかったものの、第二第三志望の学科に合格したけど、いざ入学したら全く興味の持てない分野を扱っている学科だったという場合には、「転科」という制度があるので、その制度の利用も検討してください。
2019年度入試から推薦基準が緩和され、推薦入試で受験する人が増えているものの、その分学力選抜のみを受験する人が減っているように見受けられます。
まとめ
沼津高専への入学が決まった皆様、おめでとうございます。高専という環境を最大限利用して、「人柄の良い優秀な技術者」になることを目指してください。間違ってもモンスター廃人にならないように!
静岡県の県立高校入試の倍率が、今年度過去最低の0.99倍を記録するなど、高校入試・高専入試にも変化が求められていると思います。今後、高専の入試制度がどのように変化していくのか。そして、未来を見据えて、産業界は高専に何を求めるのか。今後の動向に注目したいと思います。
志願者数の情報は、著作権法の適用外だと考えていますが、もし、問題があればこちらよりお知らせください。また、内容に誤りがある場合、お手数をおかけしますが、こちらより教えていただけると幸いです。
追記(2021/3/16)
3月7日に行われた学力選抜追試験の合格者はいませんでした。
過去の入試選抜志願状況
2021年度(令和3年度)入試→https://asyano.jp/2022_numazu
2022年度(令和4年度)入試→https://asyano.jp/2023_numazu
2023年度(令和5年度)入試→https://asyano.jp/2024_numazu
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