高専生が、3級知的財産管理技能検定に合格した話

知財検定とは

知的財産管理技能検定とは、企業・団体内における知的財産の創造・保護又は活用を目的とした活動に対する能力を国が保証する制度であり、職業能力開発促進法に基づくものです。
弁理士とは異なり、名称独占資格です。「〇級知的財産管理技能士(管理業務)」等と名乗れます。

受験の経緯

高専1年次の夏休みは日程的にバイトができず暇だったことと、単位が欲しかったから受験しました。夏休みに勉強して、第31回の試験(2018年11月18日)に受験しました。

勉強時間&勉強方法

夏休みに1日30分程度と、夏休み後の学校のある期間に平均1日15分程度勉強しました。
夏休みに知財検定3級の公式テキストを読んで、重要なところ(権利の年数や要件等)はノートにメモしたりして暗記をして、夏休み後はとにかく過去問を解きまくりました
利用したテキストは、知的財産管理技能検定の実施団体(の教育部門)の公式テキストと、同じく厳選問題集です。別の出版社発行のテキストを使っていないので何とも言えませんが、この2冊があれば少なくとも合格レベルまで行けることは確かです。

受験日当日

当日は、学科試験と実技試験が実施され、両方の試験で7割(2級は8割)取れると合格です。
ただし、学科試験と実技試験の違いはマークシート式か筆記式かなので、学科と実技に違いはありません。

受験日当日の持ち物は、受験票と顔写真と筆記用具と10秒チャージかおにぎりです。
学科と実技の間に少し時間があるのでちょっとした食べ物を買っておくといいです。

当日試験直前に覚えるといいことは、各権利の定義や権利の発生条件です。
定義は発生条件は穴埋めで出題されることが多いため、覚えておくと多少有利になります。

合格発表

試験が11月18日に終わっているにもかかわらず、その合否発表は1月8日でした。(遅い!)
学科:満点の93%
実技:満点の93%
ということで、学科実技共に70%を超えているので合格となり、その後合格証書が家に郵送されてきました。

合格後のメリット

単位がもらえた
これが受験の大きな目的の1つでしたので当然ですが、みんなより1単位多いという優越感が得られます。
知財の知識を手に入れられた
知識を手に入れたメリットは、SNS上において著作権侵害に当たる行為により見分けがつくようになったことや、知的財産に関する授業でより深く理解(睡眠学習)できるようになりました。
就職に有利?
多少就職に有利になるかもしれません。。。
(番外)人生初めての国家資格を手に入れられた
名称独占資格ではあるものの、人生で初めての国家資格を手に入れることができました。
次は、業務独占資格を手に入れていきたいです。

最後に

最初は単位を手に入れたいがために勉強していましたが、知財の知識を手に入れられたことは今後の学生生活においても大きく関わってくると思います。将来技術者として必ず求められる力です。学生のうちに取っておくことをお勧めします。


今のところ、中部地区では2高専程度が知財検定を外部単位として認めています。
当該高専の方は、知財検定を受けてみてはいかがでしょうか?(3級は比較的難易度が低いです。)