【ちょっと特殊な】沼津高専のインターンシップ

沼津高専の4年次の夏休みには多くの学生が、インターンシップに参加します。

インターンシップの概要と、自分が行ったちょっとした工夫点などを解説したいと思います。

この記事は、原則として、沼津高専が外部に公開している情報をもとに編集しています。当記事中の情報は必ずしも最新かつ正確な情報であることをお約束する物ではありません。

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インターンの概要

沼津高専ではインターンシップを、「企業等において実際の工業技術を体得するため、専門課程の一環として履修するもの」すなわち、「授業の一環」として位置付け、主に4年生が参加しています。

インターンシップへの参加は任意参加となっていますが、例年、就職を希望する学生はもちろんのこと、大学などへの編入学を希望する学生も多くインターンシップに参加しています。

家からインターンシップ先までの交通費や食費、ホテル代などを企業側が負担する場合もあり、又、所定の要件を満たせば単位も認定されることから、一般的な大学生の指す「インターンシップ」とは異なる点があります。

学内における取り扱い

単位認定要件

インターンシップへの参加は、条件を満たすことで、所定の単位が認められます。

主な単位認定の要件は以下の通りです。

①実習時間が30時間以上であること

②長期休暇期間中に実施すること

③アンケート・報告書などを適切に作成すること

単位数

インターンシップに30時間以上参加することで1単位、60時間以上参加することで2単位が認定されます。4年次の夏休みにインターンシップに参加することが多いですが、学科により3年次・5年次に参加したり、4年次の冬などに参加できる場合もあります。

学科最大認定単位
 電子制御工学科  6単位 (3~5年時に各2単位) 
 上記以外の4学科  4単位 (4~5年時に各2単位) 

※各学年に各2単位のため、特定の位置学年で90時間分のインターンシップに参加しても最大2単位しか認められません。また、学年をまたがってインターンシップの参加時間を引き継ぐことはできません。

インターンシップ説明会

例年3年生の11月に、沼津高専が主催するインターンシップ説明会が行われます。

県内の企業の人事担当の方に来ていただき、その企業や、インターンシップに関する説明を受けられるイベントのようなものです。

その年のインターンシップの実施中の写真を見せていただけたり、企業の方に直接質問する機会が設けられています。

3年次の11月ごろには、そろそろインターン先を考え始めていることだと思いますので、説明会を有意義に使ってください。

学内の手続き

企業側から沼津高専の学生課に「本科生インターンシップ募集要項用紙」が送られた後、沼津高専moodleに募集要項が掲載されます。

その掲載後、指導教員に「○○社のインターンシップに参加したい」という旨を伝え、履歴書を提出する必要があります。

企業側が定めた募集定員を超えた応募があった場合、学内では先着順で参加できる学生が決まります。

ここでいう先着順とは、指導教員に 「○○社のインターンシップに参加したい」 旨を、直接又はメールなどで伝えた時刻での判定になります。

人気のあるインターンシップ先の場合、募集要項が掲載された当日に募集定員に達し、募集が終了することも珍しくありません。

注意点

費用負担の注意点

企業によっては、インターンシップ参加時の、交通費・宿泊費・食費などを負担していただける場合があります。

もちろん、全ての企業が交通費などを負担する制度ではない点に注意が必要です。募集要項にも費用負担について書かれていますので、よく読んでから応募するようにしてください。

自己(学生)負担の場合、高額になってしまうことがありますので、注意してください。

応募後キャンセル不可の注意点

指導教員に 「○○社のインターンシップに参加したい」 旨を伝えた後の、当該インターンシップへの参加キャンセルは不可能です

というのも、インターンシップは、企業と学校の信用関係に基づいて行われている物であるため、応募後のキャンセルはその信用を裏切る行為となってしまうためです。

ただし、企業側がインターンシップの実施を中止することを決めた場合は、別の企業のインターンシップに応募できる場合がありますが、時期的に不利になる場合があります。

複数参加時の注意点

規則上、2つ以上の企業のインターンシップに参加することは可能ですが、原則として、1人が行くことができるインターンシップは1つまでです。

指導教員と要相談になると思いますが、2つ以上の企業のインターンシップに参加を希望するときは、どちらかのインターンシップに参加できない可能性があるということに注意してください。

条件に満たないインターンへの参加時の注意点

①30時間に達しないインターンシップ、若しくは、②長期休暇以外の期間に実施されるインターンシップに参加する場合には、注意が必要です。

というのも、沼津高専において、授業の一環として行うインターンシップの条件に達していない場合、沼津高専の支援が一切受けられない場合があるためです

つまり、何かあったときに学校が間に入ってくれることや、学校の加入している保険を使ってくれない可能性があるということです。

また、 ②長期休暇以外の期間に実施されるインターンシップに参加する場合で、学校の授業を休む場合、欠席扱いになります。公休扱いにはなりません。当然テスト期間にかぶっていてテストを受けられない場合も、追試験の対象にはなりません。

アドバイス

参加した方が良いと思う!

就職を希望する人にとってはもちろんのこと、進学を希望する人もぜひインターンに参加することをお勧めします。

というのも、自分が将来進みたい分野が決まっている場合でも、実際に中に入ってみてみないとわからない部分もあると思いますし、企業のイメージと実際の状況を比べてみることができると思います。

また、進学をする人にとっても、「履歴書」「日報」「報告書」「発表スライド」を作成する良い練習になると思います。編入学の際の面接のネタにもなるかもしれませんね!

自分の知らない分野を経験するのも良いと思う

就職する人で、就職先の分野や企業が決まっている人は、その分野・企業へのインターンシップに参加するのも良いと思いますが、少し違う分野の、あまり知らない分野の企業のインターンシップに参加してみるのも良いかもしれません。

1~2週間、企業の内部に立ち入って、研修を受けたり、実際に手を動かしてワークをする経験というのは、今後、容易に経験できるようなことではないですし、「学生」という身分があるからこそできている経験です。

このインターンシップというチャンスを上手に活用してください!

緊急連絡シートと持ち物

インターンに関する全ての情報がスマホにあるということは、裏を返せば、スマホをなくせばインターンシップに参加できなくなるということになります。

さすがに、スマホ1台にリスクが集中することは危険すぎるので、自分は、以下のような紙を印刷して、記入して、持って行ってました。

DLして使えるようにしておきますので、ぜひご利用ください。(CC BY-ND 4.0 ページ最下部に詳細)

(参考)緊急事態宣言時の取り扱い

今年度は、沼津高専では、緊急事態宣言が発出されている都道府県で実施されるインターンシップへの参加は原則として認められないということになりました。

ただし、例外として、「インターンシップ受け入れ先企業が作成した感染対策を徹底している事実が確認できる書類」を提出した上で、「感染時に自己責任になるという旨に同意したことが書かれた学生本人と保護者の直筆の署名のある書類」を学校に提出することで、インターンシップへの参加が認められました。

一方で、企業側がインターンシップを中止する場合もありました。

COVID-19が落ち着くまでは、県内企業のインターンシップに参加した方が、確実にインターンシップに参加できると考えられます。

当然、オンラインのインターンシップであれば、確実に参加できますが、現場を実際に見てみて得られる経験などもあると思いますので、そこらへんは難しい部分だと思います。

まとめ

学校では学べない多くのことをインターンシップを通じて学ぶことができると思います。

ただし、日程と費用のことをよく考えて、参加してください。教務上の取り扱いのルールは多く明示されており、1つでも見落とすと、自分に不利益となって降りかかってくる場合があります。注意してください。

「インターンシップ実習日誌」は、学生が印刷し、学生が記入し、実習先担当者様の印鑑をもらってくる必要がありますので、注意してください。

この記事は、原則として、沼津高専が外部に公開している情報をもとに編集しています。当記事中の情報は必ずしも最新かつ正確な情報であることをお約束する物ではありません。

ページ中に存在するPDFファイルに限り、CC BY-ND 4.0ライセンスで公開します。これは、再配布する際に私のクレジット表示を行い、再配布の際に改編しないことを条件に、自由に使用できる旨の表示です。

ただし、緊急番号系や学校の組織や電話番号の変更が行われた際に、その変更の範囲内で変更を加え再配布を行うことを許諾します。

CC BY-ND 4.0ライセンスについて詳細は、このページを参照してください。利用は営利・非営利利用を問わず、上記条件を満たしていればご利用いただけます。

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